ROGO
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1月号
BAU VOICE Users情報誌

 川田洋一の『僕の日頃思うこと...』

あけましておめでとうございます
今年もいろいろな建物や風景を変わった視点から個人的な意見も入れつつ、おもしろく紹介していきたいと思います。
まだまだ東北や青森にも紹介したい建物、街並みがありますので、身近なところから徐々に皆様にお伝えしていければと考えています。
さて冬になると恒例になってきた感のある電球でのライトアップ。
仙台では目抜き通りをライトアップしたりと大規模で行うものや、建物そのものに光を当てて、自身が夜の街並みに参加しています。
住宅でも季節によってライトアップしているものもありますね。
さらに光の電源に燃料電池を使っていたり、太陽光発電エネルギーなどを使うことで環境にも優しい景観をつくっている自治体などは、とても評価できると思います。
しかし、きれいなことは良いことなのですが、「電灯」そのものが、商売の一貫として使われたり、自己の欲求で街並みを壊しているものもあります。とにかく周りで一番の明るさを出して夜間の客を誘導する店、バカでかい看板に強い照明を入れる広告塔、目にきつい色を発光するネオン等々、、、条例か何かで規制する以外は、どうすることもできません。
青森でも夜のライトアップは結構考えられています。
ベイブリッジやアスパムなども頑張っていますが、もう少し工夫が必要な気がします。まだ個々のライトアップで終わっていますが、全体を考えた統一感のあるライトアップが必要と思われます。
照明器具の形や照明そのものの色、当てる光の強さや拡散性など、、、「点から線へ」つながりのあるライトアップなどを今後は行政にも提案していきたいと思います。

仙台 定禅寺通りの「光のページェント」


上フランス パリのクリスマスイルミネーション。真っ赤っ赤の照明で建物と通りを統一しています。


青森の夜景 上の写真のようにただ目立てば良いってものでもないが、、、少し淋しい。

 『 分 離 分 割 』          茶店「鍵屋の辻」  店主 曲 直子
町屋、特に長屋を除くと、住宅は生産(作業)の場でもあった。
農家であれ、商家であれ、多くは住むことと生産は一体であった。
岩手県遠野地方の『曲屋造り』の民家(※1)は、土間を隔てて、人と馬が一つ屋根の下に居住する形態となっている。
農耕馬としての馬は、今でいうトラクターであり、単に大事にするという域を越えていた。
しかしながら、一緒に暮らすことで当然、悪臭やハエに悩まされることとなる。
慣習として定着する経緯は定かではないが、今日的な感覚ではちょっと理解しがたいところである。
馬そのものが生産のすべてを物語っていた。
囲炉裏を囲む他は、団欒といえるものがおよそ乏しい昔の住宅。
“つどう、なごむ、いやす”といった言葉が住宅を象徴する表現になり、改めて住宅が住まいと仕事を分ける物になったような気がする。
新築住宅の外観だけでは、その家の人の家業が分からないのは、このあたりにあるのかと感じたしだいである。
※1 寒い西風の影響を防ぐように、L字型に曲がった平面の伝統的民家。


代表的な曲屋造り

[新しい年です。近未来に向けての夢を!]
水素ガスをエネルギーにして走る車、少し前になりますがニュースでやってましたね。
ウン億円のあの車、持っている方がいたりして?
テレビで色々な人が試乗していました。
ん〜、すばらしいです、グッドです!
水しか出さないんですよ、水しか!
欲しいですねえ〜。
なんたって私の愛車のポンコツ君が亡くなって早2ヶ月。
去年の6月号のBAU通信では、まだまだ頑張れると紹介してから半年もたっていないというのに…。
以前からウォーターポンプに病いを患っていたポンコツ君は10月のある日、出先の駐車場に入るや否や、オーバーヒートでそれっきりになってしまいました。
よくまあ公道のまん中で息絶えなかったもんだとポンコツ君の最後の頑張りにあの時不覚にも目頭を熱くしたものです。
ポンコツ君が亡くなった時、家族に報告したところ、私がめずらしくかなり凹んでいる様子を心配し、励ましの言葉をかけてもらいました。更に遠方に住む姉妹までも電話をかけてきました。
よっぽど「こりゃ、一大事」と思ったのでしょう。
そんな凹んだ私をすくってくれたのが今度うちに来た中古車、ポンコ・2(二代目だからポンコ・ツー)です。
あら、寒かった?ごめんなさいね。
悲しいかな、低公害車や低燃費車ではありませんが、ポンコツ君より排気量が600・程少なくなりました。
そしていちおうリユースです。
このポンコちゃん、なかなかです。
来た時すでにヒーター壊れてました。
しばらくしたら鍵が引っこ抜けました。
元気ねぇな〜と思っていたところ、ウィ塔hーウォッシャー液はフロントガラスを通り越し、後方へ飛んでいきました。
なによ〜、元気じゃん!(車の中で一人爆笑)
もちろん車屋さんがちゃんと全部修理してくれましたけどね。
このポンコちゃんが天国に召されている頃は、水素ガス自動車がフツーに買える世の中になっていて欲しいと夢見る新年です。

BAU講座 『あおもりの
青森で木材加工業を古くから営む小館木材M代表の小舘善樹氏による
『あおもりの木』を紹介します。
青森すぎ(杉) 1.
最近話題になってきた青森杉に注目して皆さんにお知らせしていきたいと思います。
現在、青森県では県産材である青森杉を材料として使うように指導しています。

――― どうしてか? ―――
単純です。杉が「たくさん」あるからです。

――― なぜ「たくさん」あるのですか? ―――
戦後、戦争で荒れた山々を保全する為に、天皇陛下が先頭に立って一大緑化運動を行い、全国で植樹祭を開きました。全国一周して現在は育樹祭と名を変えました。6年前皇太子殿下と雅子さまが青森においでになったのがこの育樹祭です。その頃、時代は高度成長期でした。経済の効率や生産性も考え、成長の早いものを検討した結果、誰もが「杉」を植えたのです。
それが40年50年経過して今が伐採時なのです。

――― では、どんどん切って売ればいいじゃないですか ―――
ところがどんどん切れない状況になってきたのです。
理由1.木材価格・・日本は賃金の高い国になってしまい、伐採費用がかかりすぎて、海外の安い木材に価格面で負ける。また伐採費用の他、林道建設費用なども、日本の山の急斜面ではかなり割高になってしまうのです。
理由2.産地間競争・・日本中に杉を植えていた為に、国内のあらゆるところから地元産の杉が市場に出回っています。青森の杉、岩手の杉、埼玉の杉、気仙の杉、秋田の杉、吉野の杉、、、この商品差別化の時代に「なんてこった」てなわけです。

――― 杉ばかり植えたのは間違いだった? ―――
50年前にきっちり木を植えたという点では間違いではありません。木を植えたことで保水機能が保たれ、鉄砲水や土砂崩れなども防いでいます。目に見えない恩恵を私達は受けているのです。
しかし、模範解答とは言えません。経済性の問題、環境保護の問題、山間地域の活性化の問題など、様々な視点から評価を下さなければならなくなりましたから。現在では様々な樹種が植えられております。

***次回は杉の性質などをお知らせします。***

小館木材株式会社 Home Page  http://www.kodate.co.jp

エネルギーのある風景色 第3回
〜津軽海峡冬景色〜
竜飛崎にたたずみ、自然エネルギーの名所になることを願って海峡を眺めていてふと我に帰り、自分の立っているその下に思いを巡らせれば、青函トンネルの真上だったりします。
(竜飛崎の遥か手前の今別町から地中に潜っているのでその存在を忘れてしまいそうですが・・・)
その青函トンネルの開通に伴って昭和63年3月で青函連絡船が廃止されてしまい、今となっては青森側にメモリアルシップ八甲田丸、函館側にメモリアルシップ摩周丸として展示されている姿しか見ることが出来なくなってしまいました。
青函連絡船が就航を終え寂しくなってしまったと思われがちな津軽海峡ですが、眺めているとまだまだ多くの船舶が航行しているのを見ることができます。
フェリーや貨物船などとともに石油輸送用タンカーなどのすがたもちらほらと。
竜飛ウインドパークなどに代表される自然エネルギー利用発電は今の段階では残念ながら国内で必要とされるエネルギーの0.6%しか賄えなくて、残りは以前からの発電方法によらざるを得なく、さらにそのエネルギー源の8割を輸入に頼っている状態です。
人員輸送に関してはすっかり影の薄くなった船舶輸送ですが、こと貨物や原油の輸送となるとまだまだ主力で、原油の輸送などは中東から往復50日もの時間をかけて行われるそうです。また、輸入時のみならずコンビナートで精製された石油製品(ガソリン、灯油等)の国内各地への輸送の大半が船舶によるもので、津軽海峡で見かけられるタンカーもこの役を担ってます。
この様な多大な労力に支えられている日本のエネルギー事情を考えると、より一層の省エネに努めなければと身が引き締まる今日この頃でした。

原油輸送の主力の石油タンカー
大きいものになると日本での1日の消費量の1/3を運ぶことが出来ます


青森側に展示されているメモリアルシップ八甲田丸


函館側に展示されているメモリアルシップ摩周丸


〜バウフレンド 催し紹介〜
青森 ギヤマン館
野崎弘子・野の花裂織絵展

野崎弘子さんの裂織は、室内で使うものから帯やマントなど身にまとうものまで作品の幅は広く、どれも現代感覚の渋い色調が個性的です。
現代的な織の作家として全国的に注目を集めている野崎さんの裂織絵約50点をご紹介します。

とき :1月30日(木)〜2月1日(土)
ところ:青森ギヤマン館2階ギャラリー

作家略歴
1971年 古い南部裂織りのこたつ掛けに出会い、その風合いに魅せられて裂織を始める。奈良・福島・仙台にて個展開催
2001年 三戸郡福地村 田中邸にて「布・土に生きる北の手仕事展」開催ふしぎな花倶楽部インストラクター取得後裂織に野の花の美しさを添えた作品を作り始める。




八戸市河原木字谷地駄田16-1
TEL:0178-29-4011
■営業時間
1F SHOP 10:00am.〜7:00pm.
2F cafe  10:00am.〜7:00pm.

【青森ギヤマン館】
ガラス細工・ステンドグラス・地元陶芸家の作品などの販売をしており、ステンドグラス教室も開催しております。ぜひ八戸方面に行かれる際はお立ち寄り下さいませ。そうそう2階の喫茶ルームのコーヒーは美味しいですし、ランチがこれまたとっても美味しいんです。


 連載井戸端会議 第21回

「ねえねえ、よく見たり耳にしたりする『グッドデザイン』って知ってる?」
『コマーシャルでよく聞く「グッドデザイン賞受賞」とか言うやつね。』
「うん。どういうもので、なにを基準に決めているのか教えて!」
『それは通産省が創立した「グッドデザイン商品選定制度」が母体で、日本では唯一の総合的デザイン評価制度で、これに評価されるとGマークを付けれるんだ。』
「Gマーク?」
『これはGをデザインしたマークで、「品質の良さ」「使いやすさ」「商品としてのバランスの良さ」が認められたものなんだ。マークがあることでその商品等に付加価値を得ることができるんだ。』
「どんな種類があるの?」
『・商品、・建築・環境、・新領域 の3部門に分けられ、 2002年は463社990件の受賞があったんだ。』
「そのうち一番は?」
『一番と言うか、大賞と金賞があって、今回の大賞は札幌の総合公園(モエレ沼公園)で彫刻家の故イサム・ノグチ氏の設計のもの。金賞は3部門で13件が受賞していたよ。』
「へー、公園のデザインで大賞をとったんだ。」
『そうだね。建築物でも大賞をとったことがあるんだよ。昨年、仙台のメディアテークが受賞したからね。』
「じゃあ住宅設計で大賞も夢じゃない?」
『そう。全然夢じゃないよ。』
「今年はノミネートだけでも目標にしてみようか。」
『そうだね。「グッドデザイン賞受賞 設計」なんてかっこいいかもね。今年一年がんばろう!』

Gマーク


イサム・ノグチ氏の公園設計図もともとはゴミの埋立地でした。
見事な変わり様です。


モエレ沼公園 噴水


モエレ沼公園 小さな山


『 突板 』:つきいた

木目が出るように刃物で薄くそいだ化粧板のこと。
簡単に言うと、首の皮一枚で本物、もしくは本物と思い込ませるシロモノ。

こういった家具も突板が大半を占めています

【使い方】
システムキッチン売場にて、、、「この扉は天然木曽ヒノキの突板です。」
(心の中では・・・
本物に見えるでしょう!だってギリギリホンモノだもん)
だれも、表面の皮だけホンモノの木であとはニセモノですとは言いません。
「天然」「板」という言葉に注意して下さい。

新しいカレンダーになってもうすでに何日か経ちましたが、皆様はどのような正月休みを過ごしましたか?
私は毎年のごとく、様々な種類のお酒を五臓六腑に染み込ませ、一日中、いや、休みの間中ずっと酔っていたような感じがします。
ところで、毎年正月の楽しみに年賀状がありますが、送られてきた年賀状を見るとスタイルが変わってきましたねぇ。
だいたいがパソコンです。すべて手書きはたった2枚でした。
仕事にも共通ですが、手書きが貴重な時代になりましたね。
しかし、中にはすべてパソコンで印刷、手で書いた部分が1つもない年賀状を見ます。会社宛ではよく見ますが、個人宛の年賀状でも多くなってきました。
人とのつながりを持つことのできる年賀状ですので、一言だけでも自分で書いて送ることが大事だと再認識しました。
子供から送られてきた乱れたひらがなの年賀状になんとなく人間味を感じ、ほのぼのとした気持ちになりました。
来年は手書きの年賀状に挑戦してみようかなぁ、、、。

‥‥‥‥※御意見・御質問は随時受付中‥‥‥‥
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株式会社 川 田 設 計
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